キャンプを始めた頃に行った浜で、偶然に見つけたアオイガイの貝殻。
子供達が海の塩で体が痛いと言い始めて、この貝殻を拾ったことを忘れ、釣った魚たちと一緒に海に流してしまった。
それが惜しくて惜しくて。。。!!
そこから、じわじわ、小さい頃の貝拾いの楽しみを思い出して、今や寝ても冷めてもいつ海に行こうかと考えています。
・・・が、去年も今年も浜は閉鎖されているところが多いですし、子供は貝拾いに興味ないですし、一年に数回、海に行くくらいのもんです。
でも、やっぱり、貝殻とかを眺めていると、生き物の形が美しく、面白く、楽しいです。
年に数回でも、貝を拾いに行くと、ゴミの多さにも悲しくなります。
海に楽しませてもらっているので、何か恩返しをと思って、ゴミを拾ったこともあるのですが、1人の力では何も変わりません。
子供も大きくなってきたので、ビーチクリーンアップなどのイベントに参加しようと思ったのですが、コロナの影響で中止になり行けてません。
それでやっぱり自分ができることは、作品を作ることで、海好き!て気持ちを込めることかなと思いました。
ちなみに、私は泳げません。怖いて気持ちもすごくあります。でも、面白くて興味があるんですよね。
題名は「月夜の浜辺」です。
中原中也の詩の題名からお借りしました。
あの詩を教えてもらって、読んで、浜辺に転がっているボタンを拾う気持ちがなんだかとてもわかるような気がしました。