沼津で海ゴミワークショプでごきげん幼魚

Category : 日々の記録 2023年08月02日

7月28日から31日まで沼津へ行ってきました。
旦那さん(カズマ)がお手伝いさせていただいているワークショップのお手伝いです。
静岡沼津のLAb・Qrioさんが、廃材を使ってゴミラを作る水野先生と、海ごみを使ってギョミラを作るワークショップを開催されました。
会場であるサントムーン柿田川には、幼魚水族館が併設されており、海ごみに隠れて幼魚がやってくる、ていうストーリがあります。

今回の海ゴミは、駿河湾で集めたそうですが、1回のゴミ集めではゴミを全部取り除く事は出来ず、さらにどんどん溜まってくる状態で、人の力では運べない大きなゴミもあれば、生き物の死体などもあるそうです。
その中から、使えそうなものを広い、洗って、会場に運ばれています。
ぱっと見は、ただのゴミにしか見えない素材を、子供たちは実に楽しそうに、組み合わせてくっつけて、怪魚を作っていきます。

さて、たくさんのギョミラが完成し、ワークショップの後片付け終了後、幼魚水族館に寄らせてもらいました。
この水族館は、テレビでもお見かけする鈴木香里武さんが館長です!
香里武さんの本、岸壁採集 漁港で出会える幼魚たち、という本はめちゃ面白くて、
どこの岸壁に行こうか、大きいタモはどこで売っているのかなど妄想したけど、私、幼魚捕まえてどうすんだとはっと我に返った、ていう本です。
香里武さんに会えるかもよ!とカズマに乗せられて、沼津までやってきましたが、結局お会いできず、泣。
しかし、こちらの広報担当だという、石垣幸二さんに水族館を案内してもらったのですが、本当にお話が面白かった。石垣幸二さんも相当、魚界で有名なかたのようで、沼津の深海水族館の初代館長さんであり、テレビに出演のお話も聞きました。
初めは、幼魚水族館が、サントムーン柿田川というショッピングセンターの一角にあると聞き、どうなんやろ、あっさり終わるんかな、と思ってしまっていたのですが、そんな事は全然なく、ここから、広い世界に繋がっている、知識が凝縮されている場所でした。

だってさ、私も、色々と生き物を育ててきましたが、小さいものは、あっさり死ぬときは死ぬ。
気候が違ったりしたら、いくら頑張っても難しいというのを、痛感してて、私は、生き物飼う自信がめっきり無くなっています。
幼魚なんて、めちゃちっちゃいし、それをどうやって大きく育てて行っているのか。
死ぬことももちろんあるだろうけど・・・餌とか大変やろうな・・・。神や・・・。

さて、これで終わりと思ったら大間違いで、さあここからがほんまにほんまに楽しみにしていました、幼魚採集に付き合わせてもらうという、大イベントです。
連れて行ってもらいました。
漁港にうつ伏せに寝転んで、海の中をみる、という、初めての体験。
連れて行ってくれた方は、幼魚をみる目を持っていて、私には、ゴミにしか見えないような点を、経験と知識で何かを識別してはりました。
そして、いるんですね。幼魚が。
そういう目で見ていなかったから、気づいてなかったけど、ちゃんと幼魚はいました。
図鑑とかテレビでしか見ることができないと思っていたアオリイカや幼魚の姿をこの目でみれて本当に嬉しかった!!

さて、最終日は、柿田川公園の湧き水を見に行きました。
カズマがここは見ておいた方がいいいとずっと言ってまして、今回やっと行けました。
この酷暑が吹っ飛ぶような、キンキンに冷たい水。
富士山から沼津湾へ。

静岡、地域によって全然違う面があって、でもそれらが繋がっている、日本一、世界一の場所がある、すごい場所。


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