地味ぃ〜に作っております。
金鎚で叩いて絞ってるときとか、磨いているとき、錫引きしている時はあんまり思いませんが、
組み立てるための下仕事をしている時に、手作業だ。。。と感じます。
取手の胴体との接点部分を胴体のカーブに合わせて削るんですけど、それを一つ一つヤスリでやってます。
他には、口と胴体の接点とか、胴体のカーブに合わせて口の断面にやすりを当てています。
なんとなく合いそうなもんですが、ぎゅっと押さえつけてもそのカーブになるわけではなく、熱を加えたり機械を使ったりして簡単に解決できるわけでもなく、一つ一つ手作業です。
こんなんしてるん私しかおらんのちゃう、て思ってます。
でも、これをしないと、隙間が空いたりしてブサイクです。
絞ったり均したりすることよりも、この地味な作業に、完成度がかかっている様な気がします。
難しいし、時間もかかります。
時間がないと辛いと感じたりもしますが、しっかり向き合えるときは、けっこう好きな時間です。
日時: | 2022.12.3(土) - 2022.12.11(日) 13:00-19:00 (最終日17:00まで) |
場所: | 「楽空間祇をん小西」 〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-121 |
来年は卯年なので、うさぎのちりんを作りました。
うさぎは昔から好きで、私の制作する模様のモチーフとしてよく登場します。
うさぎのすばしっこい瞬間を表現したくてこの様な形になりました。
おちょぼ口が可愛いです。
干支展は、参加した年から、毎年声をかけていただきました。
そんなに作家活動ができていない時でも、これだけは頑張ろうと思い、少しですが作ってきました。が、今年で干支展は最後になるそうです。泣
24回、干支を2周されたそうです。ご立派!!
私は、残念ながら未年からの参加で一周できておりません。
9回です。あと少しだったんだけどな〜。
この先、1人で一周しようか悩み中です。
実は、材料を仕入れたところで、たくさん残っているので、干支に限らず色んなちりん、お作りします。お声がけください。
うさぎのちりん 限定3つ 干支展にて販売
真鍮製 1つ8800円
祇をんこにしさんHP https://gionkonishi.com/
今年の連休はほとんど雨降ってませんでしたか?
ゴールデンウィークの後半と7月の3連休以外雨降った様な。。。。
なので、2泊のキャンプには一回も行けてない。ショボーンなんですが、
1泊ですが、今年はしたいと思ってたキャンプできてました!
5月後半に福井でキャンプ。
6月初めにビーチクリーンに参加しながらのキャンプ。
6月後半は、蛍キャンプ、
7月か8月に海水浴キャンプ。
11月にハロウィン(?)キャンプ。
+2回と子供たちと夏合宿、できてた。良い1年でした。
キャンプやってて痛感するのは、キャンプシーズンってあるなあということ。
雨の日や、寒い時期、暑すぎる時期にはキャンプに行ってもちょっと楽しさが減ってしまう。
大人だけで行くなら多少暑くても寒くても雨でもいいんだけど、子供も一緒やしねえ。
良い季節で天気がいいと、もうただただ気持ちがいいという、何をしても楽しい。
んでね、何が言いたいかというと、良い季節にもっと連休を増やして欲しい。
冬休みとか春休みはまだ寒いし、夏休みも暑い。
ゴルデンウィークもちょっと寒いし、シルバーウィークは台風の季節やし、
10月に連休あるけど、真ん中の日に区民運動会が入るん!
つまり、5月の後半から6月の初め、
10月から11月の初め頃にもっと連休を作って〜ください!!
良い季節って短いですね。
仕事、学校行事、習い事、天気、気候など、色んな案件を乗り越えて、行くキャンプ。
そう思うとちょっとくらいの寒さ暑さの我慢はしなあかんと思うんやけど、
良い季節に行くキャンプは本当に楽しいので、良い季節に連休を!!
銅のタンブラーを作り、この土日にキャンプでお披露目してきました。
銅は、抗菌作用があります。
コロナの菌も99%滅菌できるんだとか。
銅の味ってしないはずなんですが、口に入れるとなんか感じますよね。
なので、外側にも錫引きしています。
銅のタンブラーは冷たいもの専用ですが、持った瞬間にその冷たさを感じることができます。手でも味わってると感じます。
キャンプのお供におひとついかがでしょうか?
来年の夏に向けてたくさん作りたいと思ってます!
商品ページ TWO TONE TUMBLR
左:使い勝手の良いピッチャー
我が家になくてはならない道具の1つがこのピッチャーです。
ドレッシングを入れて食卓に出したり、
ドリップしたコーヒーを入れておいたり、
お客さんが数人いらしたときに、牛乳を入れたり、
本当に重宝しています。
お祝いやお祝い返しにいかがでしょうか。
商品ページ 使い勝手の良いピッチャー
右:水が腐りにくい花瓶
花瓶は一つ家にあると楽しくなりますよね。
とりあえず草や花を挿しておきます。
人参の葉っぱや大根の葉っぱ。時にはネギとか。
まあまあ大きな花も、入ります。
商品ページ 水が腐りにくい花瓶
日時: | 東京 5/21(土)~6/12(日) 熊本 6/18(土)~7/18(月) |
場所: | 石洞美術館 観覧料 有料 熊本県伝統工芸館 観覧料 有料 |
公式サイト: | https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/metalwork/50/ |
今年もなんとか入選したようです。
年末から年度末にかけてなーんか忙しいのに、なぜかこの期間に2つも公募展の搬入がある。
先に作っておけば良いってわかっているけど、ドタバタに・・・。
で結局先の公募展には間に合わずで。泣。
今回の作品名は「彼方」です。
金工の作品はすぐに作れるわけではなく、時間がかかるので、これを作ろうと考え始めた時はかなり前なのですが、器に模様を入れる段階に入った頃、ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めました。
海の向こうのことを考えながら海の模様をつけていき、この題名をつけました。
なんでこんなことになったんでしょうか。
歴史や文化が違う、平和ボケした日本人には理解できない感情がある、というのは頭にあっても、やっぱり人を殺し合うようなことはしてはいけない。絶対に嫌だと思う。
自分の国の首相にはどうにかして戦争を回避してくれる人になってもらいたいです。
改めて地図を見たら、ウクライナって遠いんやけど、ロシアって近い・・・。
北方領土問題とかあると知っていても、なんとなくロシアは遠い国だと思ってた。
近いやん。怖いやん。
銅の赤色が好きなんです。
でも、次何作ろかと考えてたら、しばらく銅は作らなさそうなんで、動画にしときました。
自分のことではないのですが、、、旦那さんの写真がフォトコンテストで準優勝賞をいただきました!
中秋の名月の日、美山のキャンプ場に行った時に、旦那さんが撮った写真がとってもいい雰囲気でした。
こういう写真がポスターとかになれば、ここに行きたくなると思う!!と感じた写真でした。
何かに応募してみたらいいんじゃないかと思って応募してみたら、見事!!
いい写真なんですよ、ほんと。
授賞式に行かせてもらいましたが、審査員の方に、構成がよく考えて撮られた写真です、と褒められてました。
たまには褒められるのも良いもんですね。よかったね。おめでとうございます。
日時: | 令和4年2月18日(金)〜4月2日(土) 営業日:木・金・土曜日 11:00-18:00 |
場所: | ギャラリー 左右 TEL 075・708・2086 〒606-8444 京都市左京区若王子町15 |
公式サイト: | https://sayuu.jp/ |
昨年応募していた、ギャラリー&サロン若王子倶楽部 左右さんでおこなされている、ティー・エレメント公募展の結果が発表されました!
なんと、私、大賞をいただきました!!!
う、うれしい・・・。
左右さんは工芸を扱うギャラリーではあるのですが、それにとどまらず、これからの工芸そして工芸家がどうしていけばいいのか、考えさせてくれる場所です。
この公募展に応募しようと思うと、結構長い文章を書かないといけません。
何を伝えたいのかを具体的に文字にしないといけないのです。
作品に物語を乗せる、こういうことが、作品を作る上で大切だとはわかっているつもりでしたが、なかなかできるものではありません。
一つの作品に物語を乗せて作り、この公募展に応募してみようと思えたのは、コロナ禍であり、自分とじっくり向き合う時間を作ることができたからだと思います。
仕事が減り、この仕事を続けなくてもいいのではないかと思った時、改めて、自分が何のために作るのか、なぜ作りたいのか考える時間が持てました。
考えて作り、応募し、大賞をいただけた、ということは自分にとってもステップアップできたと思うので、とても嬉しいです。
ちなみに。。。この作品は昨年の金工展に出品したアオイガイをモチーフにした作品に続く「月夜の浜辺」シリーズです。
シリーズにします。まだ2作品目ですが。
さて、ここからどうしましょう・・・・。
お時間ある方は、ぜひ、左右さんに足をお運びください!
日時: | ①2021.09.15~ 2021.09.27 ②2021.11.05~ 2021.11.07 など |
場所: | ①日本橋三越本店 本館7階 催物会場 ②京都産業会館ホール など |
金工展で作品を出品し、間も無く伝統工芸展の出品締め切りの時期だったので、続きまして、作品を作りました。
金工展の作品はいつもとちょっと違う感じだったのですが、こちらはいつも通り。
ちょっと見た事すらあるような気もします。
以前、近畿支部展で作った物とすごく似たようなものを作りました。
なぜかというと、私は、銅の発色する赤色がとても好きだからです。
銅ががなぜこんな綺麗な赤色になるのかとても不思議で面白いと思うので、他の人にも知ってもらいたいのです。
で、一番うまく行った、近畿支部展で出したものをもう一度作ってみようと思って、作りました。
前回気になった部分など、ブラッシュアップして作ったつもりです。
子供たちにこの展覧会を見てもらえるなら、見る、美しいと感じるだけでもありがたいのですが、何でもいいから1つ疑問や不思議と思うことを見つけてもらえたら、嬉しいなと思います。そこから興味がきっと広がるのではないかなと・・・。
さて、題名は「八重の汐々」と付けました。
汐汐感がもうちょっと必要かなと思っています。
日時: | ①2021.08.07~ 2021.10.08 ②2021.11.06~ 2021.11.21 |
場所: | ①掛川市二の丸美術館 ②ギンザタナカ5階ホール |
久しぶりに、作品を作り、出品しました。
コロナ禍で、仕事が減り、一年目は子供と過ごす時間が増えたと喜んでいたのですが、
二年目に入り、さすがに何かしたいと思い、作品を作ることにしました。
今までと少し違う雰囲気の作品です。
キャンプを始めた頃に行った浜で、偶然に見つけたアオイガイの貝殻。
子供達が海の塩で体が痛いと言い始めて、この貝殻を拾ったことを忘れ、釣った魚たちと一緒に海に流してしまった。
それが惜しくて惜しくて。。。!!
そこから、じわじわ、小さい頃の貝拾いの楽しみを思い出して、今や寝ても冷めてもいつ海に行こうかと考えています。
・・・が、去年も今年も浜は閉鎖されているところが多いですし、子供は貝拾いに興味ないですし、一年に数回、海に行くくらいのもんです。
でも、やっぱり、貝殻とかを眺めていると、生き物の形が美しく、面白く、楽しいです。
年に数回でも、貝を拾いに行くと、ゴミの多さにも悲しくなります。
海に楽しませてもらっているので、何か恩返しをと思って、ゴミを拾ったこともあるのですが、1人の力では何も変わりません。
子供も大きくなってきたので、ビーチクリーンアップなどのイベントに参加しようと思ったのですが、コロナの影響で中止になり行けてません。
それでやっぱり自分ができることは、作品を作ることで、海好き!て気持ちを込めることかなと思いました。
ちなみに、私は泳げません。怖いて気持ちもすごくあります。でも、面白くて興味があるんですよね。
題名は「月夜の浜辺」です。
中原中也の詩の題名からお借りしました。
あの詩を教えてもらって、読んで、浜辺に転がっているボタンを拾う気持ちがなんだかとてもわかるような気がしました。