9月7日、中秋の名月の前日、お茶会に行ってきました。
まずは、お庭で、竹炭に一日入れたお水をいただきました。今日のお茶に使われるお水だそうです。口に含むとしっかり竹炭の味がしました。お庭は前日の雨でみずみずしく、とても気持ちがよかったです。さて、何がはじまるのかな?
はじめに洋室、月の間にて
好日居の横山晴美さんのお茶を、いただきました。電気をつけない、ほんのり薄暗い部屋の、丸い大きな机でいただきました。外からはいってくる光が柔らかく、丸い机や、金属の茶托、まぁるい土瓶、月の石に見立てた台など、まるで月にいるようでした。
次に、和室、不死の間にて
茶絲道チャースールーの堀口一子さんのプーアル茶を、いただきました。窓が大きく空いていて、山や緑が美しく、風通しもよく。目を閉じて味わってみてくださいと言われ、そうしてみると、異国のお茶摘み風景が脳裏に浮かびました。大袈裟ではなく、、、お茶の味、全然違いますもんね。
左右さんは明治の文人 田能村直入が建てた蔵にあります。蔵に眠っていた、竹籠や急須を使ってくださいました。また、和菓子はお向かいのとま屋さんという所の物で、月、富士山、富士山で炊かれた不死の薬の雲をモチーフに作られた物でした。
と、まぁ、それはそれは特別な時間を過ごさせていただきました。